体調管理は意識的に取り組むもの

看護師が日々の業務を遂行する中で、その難しさを強く実感するのが自身の体調管理だ。
とくに新人看護師の場合、夜勤明けの勤務がきつく、このまま仕事を続けられるのかどうか、不安に感じている人も多いことだろう。

こうした体調管理の悩みは、職場環境に慣れ、業務をそつなくこなせるようになれば、かなり改善されることも多い。
だが、勤務時間が不規則になりがちな以上、油断することなく、日頃から自身の体調管理には十分に気を配っておきたいところだ。

体調を上手くコントロールするコツは予防と生活リズムの改善に尽きる。
とくに多くの患者と接する仕事である以上、帰宅後すぐの手洗いと入浴は必須のポイントだ。

水分補給もこまめに行い、食事も栄養バランスに気をつけ、たっぷりと摂るように心掛けたい。
こうした感染症予防の基本は、看護師の体調維持にも大きな効果を発揮する。

また、体調管理には睡眠を十分にとることも大切だ。
夜勤明けの日はベッドに入っても上手く眠れないという人は、睡眠前の対策を講じるとよいだろう。

対策としては、睡眠前の軽い運動や読書、マッサージやアロマセラピーなどでリラックスすることも効果的だ。
外部からの刺激が気になる人は、遮光カーテンを使ったり、耳栓などを使用したりするのも良いだろう。

看護師の体調管理方法は人によってさまざまだ。
周りの看護師たちのアイデアも参考にし、自分に合った方法を見つけて、体調を上手く管理するようにしよう。